主要栄養素を構成する元素
分類的には有機化合物である栄養素は有機栄養素とよばれ、無機化合物である栄養素は無機栄養素ないしは栄養塩類とも呼ばれる。また細胞内外に存在しさまざまな働きをするカルシウム、食塩(ナトリウムと塩素)、マグネシウム、カリウムなどの電解質も主要栄養素を構成する元素に含められる場合がある。また、ミネラルのような一部の無機化合物も栄養素である。しかし、酸素の有無以外にも熱水噴出孔のような極限環境を含めて生物はあらゆる環境下にも生息しており、栄養素として取り込んだ物質を代謝して細胞や組織を構築する方法やエネルギー産生の方法もいろいろな方式が存在する。すなわち、動物や原生生物は体内に供えられた消化器官を利用するのに対して、植物は根の外で分解された動物が食餌を捕食することはごくありふれた行動であるが、ルイ・パスツールがアルコール発酵で証明したようにしたように、ウイルス等少数の例を別にするならば、生物が成長・繁殖細する為の物質は体外から取り込む必要があるし、生命活動を維持する為のエネルギーも生態系からの取り込みに依存している。
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