葉緑体の唯一の一次共生
緑色植物+紅色植物+灰色植物は、葉緑体の唯一の一次共生を起こした生物を共通祖先とする単系統であるとして、これを植物界とした。ただしこの単系統性には疑問があるなどの理由で、新しい植物界の定義はあまり広まらなかった。また、1967年、リン・マーギュリスの細胞内共生説は、同じ葉緑素を持っているからといって同系統とは言えないことを示した。したがって系統上は近いものと考えることができた。
同じ1981年、トーマス・キャバリエ=スミスは、八界説を唱えた。一方、それまで(マーギュリス以前は)植物に含まれていたが別系統である褐藻などは、単細胞藻類の大部分やいくつかの原生動物と共にクロミスタ Chromista 界として独立させた。たとえば、ミドリムシ類は緑藻類と同じ光合成色素を持っている。
次へ
